日本語でハイタッチと呼ばれ、スポーツの試合などでよく見られる喜びのゼスチュアですが、英語では何と言うか御存知でしょうか?
(タイトルに書いてしまっていますが)答えは、"high-five"です。
This is, without a doubt, the worst high-five attempt ever.
(中略)
Blade Thomson of the Hurricanes tried to give his teammate five, whiffed, and slapped himself right in the face, resulting in the most poorly executed high-five since humans first learned to do it.
(Micah Peters. Rugby player slaps himself in legitimate worst high-five attempt ever. USA Today. May 25, 2015.)
その行為が手のひらで5本の指を合わせるような形で行われることからそのように呼ぶようになったようです。一方、日本語のハイタッチとは腕を上げて頭上付近、あるいはそれよりも高い位置でやるというイメージでしょうか。
引用の記事では“ハイタッチ”に失敗した様子のビデオが紹介されていますが、これを見るとここでの“ハイタッチ”とは単に手のひらを互いに打ち合わせる行為のようです。
つまり、英語では“high~”ではなく、“~five”の方を見ているというようにも思われます。
もう1つ、
give his teammate five
という表現が出てくるところに着目しましょう。
"give a person five"はアメリカの俗語表現で、握手する、挨拶の意味で相手の手をぱちんと叩く、という行為を意味しています。
"high-five"という表現の意味するところが拡大したのかも知れません。ひとつ言えることは、“ハイタッチ”は和製英語だということです。
2015年5月25日月曜日
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