この数年、海外出張とはずいぶんご無沙汰しているのですが、海外に行った時の楽しみの1つが現地での食事です。
一方、この食事というのは下痢を初めとした体調不良など、禍の元でもあります。多くの海外旅行者が慎重になるものです。
よく言われるのは、海外では水道水を飲んではいけない、というものですが、他にも卵(生卵)、よく火を通していない肉、生野菜、など色々言われています。
We’ve all heard the saying “Cook it, boil it, peel it, or forget it.”
When traveling overseas, we know that we should not drink the water, eat any undercooked meat or other proteins (especially shellfish), or imbibe unpasteurized dairy to avoid traveler’s diarrhea, Delhi belly, Montezuma’s revenge, etc.
And generally, it’s safer to go vegetarian (beans, rice, potatoes and the like) because meat is a favorite environment for bacteria to thrive in.
(Leah Ginsberg. The 9 foods you shouldn't eat overseas. New York Post. May 12, 2015.)
“海外で口にしてはいけない9つの食べ物”、というタイトルが目を引きました。
引用中に、
traveler's diarrhea, Delhi belly, Montezuma's revenge, etc.
と出てきます。
これらはいずれも、旅行中にお腹を下してしまうことを言う英語表現です。
"Delhi belly"は"Delhi's belly"とも言うようですが、インドのデリーに由来しています。インドに旅行したら水は絶対飲んではいけないとはよく言われるところです。瓶詰め、もしくはペットボトルの水を封の切られていないことを確認して飲むのが唯一だと言われています。
"Montezuma's revenge"というのは初めて聞きますが、これはモンテスマとして知られるメキシコ・アステカ族の最後の皇帝のことだそうです。メキシコ旅行者がよく罹る下痢のことを指すそうです。
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