最近30日間のアクセス数トップ3記事

2018年10月26日金曜日

planned obsolescence

やっぱりそんなことがあるんだ・・・、と思いましたね。

スマホメーカーのアップルとサムスンが旧式の機種のパフォーマンスを低下させるようなソフトウェアアップデートを配信したということで、イタリアの当局から罰金を科されたようです。


Apple and Samsung are being fined €10m and €5m respectively in Italy for the “planned obsolescence” of their smartphones.

An investigation launched in January by the nation’s competition authority found that certain smartphone software updates had a negative effect on the performance of the devices.

Believed to be the first ruling of its kind against smartphone manufacturers, the investigation followed accusations operating system updates for older phones slowed them down, thereby encouraging the purchase of new phones.
(Apple and Samsung fined for deliberately slowing down phones. The Guardian. October 24, 2018.)


スマホのOSアップデートにより、古い機種においては極端なパフォーマンス低下が発生し、ユーザーの買い替えを促進する意図があったと疑われています。

引用した記事の冒頭で、


planned obsolescence


という表現が使われていますが、この表現を聞いたことはないでしょうか?

昔から言われていることですが、電化製品などは長期間に渡って使えるとあってはメーカーが儲からないので、あらかじめ壊れるべくタイマーが仕掛けられている、というまことしやかな噂(都市伝説?)がありました。

"planned obsolescence"は、"built-in obsolescnce"と表現されることもあるようですが、メーカーが新製品を出すことによって既存の製品が陳腐化、旧式となってしまい、使えなくなったり、サポートや修理が受けられなくなってしまうことを意味する表現です。


0 件のコメント:

コメントを投稿