昨日取り上げた、トランプ氏によるメディア各社への批判的な言動を民主党が証人喚問で取り上げる可能性について検討しているという話の続きです。
民主党が主に検討しているのはCNNとワシントンポスト紙、そしてアマゾンに対する大統領の言動ということになっています。
このうちアマゾンについては、非常に成長している会社ですが、かねてよりトランプ氏の攻撃対象となっていました。
The first was Trump’s reported efforts to raise mailing prices for Amazon, whose CEO Jeff Bezos owns the Washington Post. Trump often highlights the connection by calling it the “Amazon Washington Post.”
Schiff told Axios that Trump was “secretly meeting with the postmaster [general] in an effort to browbeat the postmaster into raising postal rates on Amazon.”
“This appears to be an effort by the president to use the instruments of state power to punish Jeff Bezos and the Washington Post,” he said.
Schiff appeared to be referencing a report from the Washington Post that cited three sources who said Trump had personally attempted to pressure Postmaster General Megan Brennan to double the shipping rates applied to Amazon deliveries.
(Benjamin Goggin. Democrats are reportedly gearing up to investigate Trump’s actions against CNN and the Washington Post. Business Insider. November 11, 2018.)
アマゾンCEOによるワシントンポスト買収もあって、ワシントンポスト紙もアマゾンもトランプ氏の格好の攻撃対象になっている感があります。
大企業が儲け過ぎという批判の一環なのかもしれませんが、トランプ氏はアマゾンが米国の郵便ネットワークに乗じて利益を上げていることを批判しており、ツイッターでもアマゾンにもっと課金すべきとの主張を展開していました。
そして、民主党がここで注目するのが、トランプ氏が郵政長官にアマゾンに対する課金を上げるよう迫ったのではないかという疑惑です。
民主党関係者の発言として引用されている部分では、
browbeat
という動詞が使われています。初めてお目にかかりました。
"browbeat"を辞書で引くと、"intimidate"と同義語であるという説明があり、脅して~させる、という意味が載っています。
なるほど、"brow"というのは眉毛のことですが、怖い顔をして相手を脅迫するということであり、生々しい表現ではありませんか。
2018年11月13日火曜日
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