昨日は20年近く前に前代未聞のスキャンダルとなった不倫事件の記事を取り上げましたが、今日もその当事者となり一躍時の人となってしまったMonica Lewinskyさんに関する話題です。
当時まだ大学を卒業したばかりの女性が、大統領の不倫疑惑という不名誉な騒動で世間から注目されることになったことによる心労は想像を絶するものがあります。
Twenty years ago, Monica Lewinsky was a punchline. Now, in the era of #MeToo and Time’s Up, she leaves people speechless.
“She is a hero to young millennial women,” said a source close to Lewinsky. “I have one woman who works in my office who, when she met Monica, was practically in tears.”
(中略)
Having been publicly tarred and feathered and slut-shamed for years has turned Lewinsky into one of the world’s most popular activists against such behavior.
(Dana Schuster. Monica Lewinsky has finally turned the tables on the Clintons. New York Post. November 17, 2018.)
当時はまだインターネットも今ほど浸透はしていませんでしたし、掲示板やSNSもなかったと思いますが、それでも世間からのバッシングは、"publicly tarred and feathered"と表現するのに相応しいほどだったのでしょう。
この"tarred and feathered"は成句なのですが、人を裸にして体の表面にタールを塗り、さらに鳥の羽根で覆う、という罰のことです。
かなり昔(封建時代のヨーロッパ)からある私刑の形なのだそうですが、見せしめ、辱めのために行われてきたもので、現代的に言うと晒し者にするといったところでしょうか。
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