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2019年1月14日月曜日

catch 22 situation

新年を迎え、はや3週目に入りました。正月気分も抜けて、平常の生活に戻った感がありますね。

尤も今日は成人の日の祝日で、土日月の3連休という人も多いかと思います。

新しい年を迎えて、新年の抱負を新たに決意するものの、長続きしないというのもこれまた現実だという統計があるようです。

抱負の類で多いのは、今年こそダイエット、とか定期的に運動を、とかいったものでしょうか。


Six in ten Americans say 2019 is their year to get in shape, according to new research.

But many barriers may prevent this, it turns out, as over two in five Americans feel “too old” to work out, with 41 officially being the age Americans feel too old to exercise.

(中略)

“In this study, we see a catch 22 situation,” said Daniel Sobhani, CEO of Freeletics. “69 percent of Americans believe regular exercise would help them quit their bad habits. However, because so many Americans are facing these common barriers to fitness, they can’t break out of the circle. Additionally, 46 percent feel that even their work has been a workout barrier, so this as an opportunity to push for positive change. It’s time fitness became more convenient. And this is exactly why we at Freeletics aim to eliminate all workout excuses.”
(Tylor Schmal. This is why most Americans don’t exercise more. New York Post. January 13, 2019.)


アンケートによると、定期的な運動(ワークアウト)をしたいと思っても、それを妨げる要因も様々あるようです。

仕事に忙しい、時間が無い、などは要因として挙げられる典型的なものですが、

面白いのが、寒いから外に出るのが億劫になり運動しない、という言い訳がある一方、天気が良すぎて(運動ではなく)他のことに時間を使ってしまった、というような回答です。確かにそういうことはありますよねぇ。

それで、引用した記事の最後の部分にコメントとして出てくるのですが、


a catch 22 situation


という表現です。

“Catch 22”というのはアメリカの作家Joseph Hellerによる小説のタイトルです。

小説では第二次大戦時、空軍に属する操縦士の主人公が描かれています。主人公は兵役を免れようと狂気を装うのですが、逆に兵役を厭うほどの理性があると判断されてしまう、という話です。

小説中、空軍規則(Catch-22)によれば、兵役を辞退する者は狂気とは見なされない、という規定があるからです。

このストーリーから、”catch 22”は、


A situation in which a desired outcome or solution is impossible to attain because of a set of inherently contradictory rules or conditions
(American Heritage Dictionary)


という意味で用いられるようになったものです。

つまり、規則や状況の中に、根本的に矛盾する性質が含まれているために、意図すること、望むことを達成できない、いわゆるジレンマにあることを意味しています。


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