新年おめでとうございます。本年も当ブログ「えいご1日1語」をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、いよいよ2019年がスタートしました。今年は亥年、つまりイノシシ年です。
去年の新聞で中国ではイノシシも豚の仲間ということで、中国では豚(pig)の年ともされるという記事を読んだのですが、イノシシは英語では
boar
です。”boar”には去勢されていない豚の意味があるので、イノシシを指す場合には特に”wild boar”と表現するようです。
ということで、今年はYear of the Boarということで、ジャパンタイムズの記事から引用します。
Boars have an inherently bad reputation.
Popular culture such as the 1995 comedy “Babe,” a film about a lovable farmyard pig that is raised as a sheepdog, may have helped to change this perception in recent times, but the negativity surrounding the animal is even embedded in our language. Most pig-related idioms reinforce an image of the animal being dirty, gluttonous or generally unpleasant.
According to astrologists, however, pigs have plenty of good traits that will serve us well in 2019 — the Year of the Boar according to the Chinese calendar.
Intelligent and determined, pigs devote their energy to foraging once their sensitive snouts pick up a scent. They are also fond of relaxation and comfort, hence the existence of sayings such as “to be on the pig’s back” (in a position of luxury or ease) and “happy as a pig in muck” (to be joyful or content).
(Kathryn Wortley. New year, new opportunities: What to expect in the Year of the Boar. December 29, 2018.)
記事によりますと、あまり良いイメージがないように思われがちなイノシシも、その生命力や社交性から、実際には縁起の良い動物だということです。
ところで、干支の「亥」には種の意味があることをご存知でしょうか?
そもそも十二支というものは最初の「子」が芽生えを意味し、以降植物の成長の循環を表しているのだそうです。「亥」は最後の種を表し、また子に戻って芽生えて、と絶えず循環しているのです。(山口謠司「文豪の凄い語彙力」(さくら舎))
2019年という年はその先の年への成長や成功と繋がる「種子」を宿した年ということができるかもしれません。その「種子」はあらゆる可能性を秘めており、大切に温めていかなければならないものなのだと思います。
新しい年を迎え、私自身や子供達の「種子」にはどのような可能性が秘められているのだろうかと思う次第です。
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