Taco Bellという、アメリカではよく知られたファーストフードチェーンがあります。私もかなり昔ですが、米国東部に数か月滞在した際に何度か利用したことがありますが、メキシコ料理のタコスを中心としたメニューを展開する、マクドナルドと似たような店舗だった記憶があります。
そのTaco Bellがいわゆる新業態での事業展開をニューヨークで始めたようなのですが、そのレビュー記事から引用します。
Cantina, the Taco Bell chain’s much-hyped Manhattan “urban footprint” debut, failed to ring my bell — even with cheap booze and a feeble attempt to emulate big-city grit.
With nearly 6,000 outlets around the US, Taco Bell is the belle of fast-food giant Yum! Brands’ $6 billion annual-revenue ball. The megachain’s new Taco Bell Cantinas — walk-in spots, unlike the drive-thrus that are its nationwide norm — aim to “invite customers to stay and socialize over their meal,” as per a company newsletter.
The “Mexican” chain’s strategy: lure millennials with cheap alcohol, open kitchens, free Wi-Fi, touch-screen ordering and schmooze-conducive seating.
(Steve Cuozzo. Taco Bell’s boozy Cantina is a big miss. New York Post. January 29, 2019.)
先述したようにTaco Bellはファーストフードチェーンという位置づけですが、新業態ではアルコールを安く提供したりするもののようで、そういえば日本でも牛丼チェーンが夕方から居酒屋型のサービスを始めるなどの動きがあり、あれと同じかと思いました。
ところで、レビュー記事によると著者にはあまり好評ではないようです。
と言いますのは、
failed to ring my bell
とあるからなのですが、この"ring bell"は成句の表現で、ピンとくる、とか受ける、うまくいく、当たる、というような意味です。
"bell"は鐘とか鈴のベルです。ここでは"my bell"ですから、(記事の著者)自身ということです。実際に新業態の店舗に行って利用してみたけれども、自分にはピンと来なかった、ということでしょう。
2019年1月30日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿