新年の三が日くらい目出度いニュース記事を取り上げたいと思うのですが、色々なニュースソースを当たってみたところで事件や事故のニュースばかりが目に付きます。
A bicyclist was killed in Brooklyn early New Year’s Day after an opening taxi door hurled him into the path of another passing car, cops said.
Hugo Alexander Sinto Garcia, 26, was riding a pedal-assist e-bike north on Third Avenue near 28th Street in Greenwood Heights around 6:15 a.m. when a parked 2009 Toyota cab swung open its door in his path, police said.
The cyclist — who lives just over a block from where he was killed — was catapulted over the door into the path of oncoming traffic, where a 2013 Nissan driven by a 53-year-old man rammed into him, cops said.
(Amanda Woods. Cyclist killed after being ‘doored’ by cab in Brooklyn. New York Post. January 1, 2019.)
ランニングで街中を走ることが偶にありますが、渋滞で停車している車列や駐車している車のすぐ横を通らざるを得ないことがよくあります。
それなりのスピードで駆け抜ける際に、ふと停車中の車のドアが急に開いたら・・・、という恐怖を感じることは少なくありません。
実際にそのような目にあったことはないのですが、引用した記事のストーリーによると自転車でタクシーの脇をすり抜けようとした男性が急に開いたドアで道路側に押し出され、別の車に轢かれて死んでしまったということです。
記事のタイトルで、
being ’doored’ by cab
と出てきますが、ここでの”door”は動詞で使われています。
意味するところは本文を読めば分かるように、開いたドアに押し出された、ということなのですが、果たして辞書にも載っているのかと思って引いてみたら、
To strike (a passing bicyclist, for example) by suddenly opening a vehicular door
(American Heritage Dictionary)
と、スラングの意味としてちゃんと載っているではありませんか!
走る凶器とも言われる自動車ですが、停車中の自動車にも十分気を付けましょう。
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