パンデミック下でいろんな物事の「オンライン化」、つまり対面ではなく、インターネット上のバーチャルな空間で実施することが増えました。
テレワークもそうですが、大学の講義はその例の最たるものでしょう。
海外有名大学のマスター(修士課程)がほとんど詐欺化しているという記事を興味深く読みました。
Few have written more convincingly on this topic than Kevin Carey, director of the education policy program at New America. As a journalist and think tanker, he’s argued for years that “universities see master’s degree programs as largely unregulated cash cows that help shore up their bottom line,” and shown how even schools like Harvard offer effectively predatory programs. The rise of online learning has only supercharged the problem, by allowing universities to parlay their brands nationally and internationally in order to enroll students at an industrial scale.
(Jordan Weissmann. Master’s Degrees Are the Second Biggest Scam in Higher Education. Slate. July 16, 2021.)
引用した記事は特にパンデミック云々という訳ではないのですが、昨今急増している感のある、オンラインでの修士課程を取り上げて、
largely unregulated cash cows that help shore up their bottom line
と警鐘を鳴らしています。
"cash cow"という表現を聞いたことがあるでしょうか?
日本語にすると「金のなる木」となります。企業にとって継続的に利益を生み出す、いわゆるドル箱の商品、サービスということです。
この言葉は企業の財務分析、戦略策定のコンテクストで使われるもので、コンサルティングビジネスではほとんど常識といってもいいくらいの用語になっています。
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