4人の殺人容疑で逮捕されたBryn Kohberger容疑者の弁護側は、事件発生時刻とされる2022年11月13日午前4時過ぎ、容疑者は事件現場から遠く離れた場所に居たため、事件への関与は無いと主張しているようです。
いわゆるアリバイがある、というやつです。
容疑者は深夜ドライブや早朝にかけてのハイキングを趣味にしていたといい、当日も現場から30マイル以上離れた公園にいたと主張しています。
Lawyers representing Bryan Kohberger, the suspect in the killing of four University of Idaho students, plan to call in an expert on cellphone tower data to bolster his claim of being far away from the scene of the crime when the victims were stabbed to death in November 2022, according to a court document filed by the defense.
Kohberger’s attorneys beat a Wednesday deadline with an alibi defense filing that provided details of their client’s purported whereabouts at the time of the homicides, as required by Idaho law. Kohberger, 29, is facing quadruple-murder charges.
(Jorge L Ortiz. Expert will testify on cellphone data behind Idaho killing suspect Bryan Kohberger’s alibi. USA Today. April 18, 2024.)
ということで、今日の1語は、
alibi
です。
刑事ドラマなどでもお馴染みのこの「アリバイ」は法律用語で現場不在証明と訳されたりもしますが、ラテン語です。
ラテン語の辞書にもalibiというスペルで載っています。「アリバイ」は英語の発音です(「ア」に強勢が置かれます)が、ラテン語はローマ字読みしますので、その発音は「アリビー」のようになります。
ラテン語alibiの品詞は副詞であり、他の所で(また、他の点で、他の人によって)というような意味ですが、ラテン語alius(英単語のanotherに相当)とibi(英単語のthereに相当)が組み合わさったものです。
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