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2024年4月26日金曜日

two-timer

チート(cheat)とはインチキをすること一般(例えばカンニングとか)を指す表現ですが、よく見かける用例としては、恋人や配偶者に対する裏切り、つまり浮気すること、不倫を指します。

ところで、同じく不貞行為を指す表現に、


two time


というものがあります。


Private investigator Leon Hart, from UK-based InTime Investigations Ltd., has busted more than 5,000 two-timers who prove the lengths cheaters go to to knock their socks off.

As a managing director of the company, Hart oversees 250 detectives worldwide, who use GPS, listening devices and other surveillance technologies to track targets, with evidence used to collect reports, according to the Mirror.
(Taylor Knight. I’m a private investigator — these are the 5 craziest things I’ve seen cheaters do to hide. New York Post. April 25, 2024.)


"two time"(ハイフンが入って、"two-time"となることもあります)は動詞です。

上記引用では、"two-timer"となっていますが、つまりは浮気をしている人を指しています。

数字の2である"two"が入っているのは、やはり本命と浮気相手という「2人」という意味合いがあるのでしょう。

日本語でも「二股をかける」と言いますからね。また、裏切りの気持ちを持つことを言うのに、「二心ある」、「二心を抱く」という表現もありますね。

Oxford Dictionaryなどによれば、"two time"の初出は1920年代ということらしく、比較的新しい表現と言えます。

また、"two time"が初めて使われたのは裏切るという意味だったらしく、浮気をするという意味でも用いられるようになったのは後になってからのようです。

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