スマホ2大企業の場外乱闘(!?)が起きています。
記事の引用をどうぞ。
Apple’s software chief, Craig Federighi, says he doesn’t “buy into” the criticism that Apple is turning privacy into a luxury good, an accusation that was indirectly leveled at the company by Google CEO Sundar Pichai.
In an interview with The Independent, Federighi dismissed “the luxury good dig,” just a couple weeks after Pichai wrote an op-ed in The New York Times saying that “privacy cannot be a luxury good offered only to people who can afford to buy premium products and services.” While Pichai didn’t name Apple, which has recently advertised the privacy benefits of its $999 phone, there’s no mistaking which company he’s referring to.
(Jacob Kastrenakes. Apple exec dismisses Google CEO’s criticism over turning privacy into a ‘luxury good.’ The Verge. May 27, 2019.)
アップル社が最近公表した宣伝広告はプライバシーを重視する同社の立場を強調したものだったようですが、グーグル社のCEOはニューヨークタイムズ紙への寄稿で、プライバシーが経済的に余裕のある一部の人たちだけに供される現状を憂うといった趣旨の主張を展開したそうです。
つまり、アップル社のiPhoneが高価であることとプライバシーを売り物にしていると暗に批判したというのが明らかな見方なのですが、これに対してアップルのソフトウェア担当責任者は、
doesn’t “buy into” the criticism
とコメントしたということです。
今日取り上げる、"buy into"というフレーズですが、
To believe in, especially wholeheartedly or uncritically
(American Heritage Dictionary)
という説明から、同意する、認める、受け容れる、といったところが基本的な意味でしょう。
"buy into"には単に株式や会員権などの権利を買う、という意味もあるのですが、今回引用したような記事での"buy into"は続く目的語には、
fact
criticism
notion
idea
concept
theory
などといった名詞が来ることが多く、多くの場合否定形です。
日本語で、「~には与しない」という表現がありますが、"(not) buy into"という場合、それに近いニュアンスがあるように思われます。
アメリカ人のよく使うフレーズに、
I'll buy that.
あるいは、
I don't buy that.
というようなものがありますが、賛成する、同意する、といった意味で用いられます。"buy into"に非常に近いです。
2019年5月28日火曜日
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