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2021年3月1日月曜日

Winner, winner, chicken dinner!

アメリカの空港にはスロットマシンが置いてあるそうですが、知りませんでした。

勿論すべての空港にある訳ではなく、引用する記事はラスベガスの空港の話なのですが、カジノで有名なこの空港には数百台のマシンが備え付けられていて、主に海外からの利用客が滞在中に使い切れず残ってしまった小銭を落としていくそうです。(まるでガチャガチャみたいですが。)

このスロットマシンで30万ドル(!)を引き当てた女性が狂喜乱舞というのが記事の内容です。


A Texas woman visiting Las Vegas hit a $302,000 jackpot while waiting for her flight home at McCarran International Airport last week.

The big winner, identified as Megan H. of Flower Mound, Texas, was testing her luck on the Wheel of Fortune slot machine in the airport’s B Concourse, the airport posted on Twitter.

(中略)

The airport congratulated Megan and shared a picture of her posing next to the slot machine with the caption “Winner, winner, chicken dinner!

Social media users congratulated the winner, with one writing: “Put $200 in this machine just days ago. Happy I could make my contribution.”
(Stephen Sorace. Texas woman hits over $300G jackpot while waiting at Las Vegas airport for flight home. Fox News. February 28, 2021.)


私は宝くじはおろか、パチンコや競馬も含めてギャンブルの類はやりませんし、やったこともありませんが、高額をものにしたら叫びたくもなるのでしょう。

空港の公式ツイッターも狂喜する女性を取り上げていますが、そのツイートの中で、


Winner, winner, chicken dinner!


というフレーズが出てきます。

これは変わった表現ですね。

大当たりの興奮を表す表現のようですが、"winner"は分かるとしても、"chicken dinner"とは一体?

この表現の由来には諸説あるらしく、正確なところは分かっていないそうです。

一説によれば、かつてのラスベガスのカジノでは、2ドルで食べられる"chicken dinner"があったそうで、2ドルというのは同時に賭け金の標準単位でもありました。

つまり2ドルを賭けて勝てば、少なくとも"chicken dinner"の食事代分は回収できたということで、このようなフレーズになった、とも言われています。



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