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2022年4月26日火曜日

supercentenarian

世界最高齢の日本人女性の田中カ子(かね)さんが119歳で逝去したと報じられています。

ギネス記録にも登録されており、外国メディアも報じています。


Kane Tanaka, a Japanese woman who was certified as the world’s oldest person, died last Tuesday at 119 years old. Officials reported that the supercentenarian died of old age at a hospital in Fukuoka city, the Independent reported.

(中略)

Born Jan. 2, 1903, in the Fukuoka Prefecture, Tanaka was confirmed by Guinness in 2019 as the oldest person on Earth at the age of 116 years.
(Ben Cost. World’s oldest person, Kane Tanaka, dead at 119. New York Post. April 25, 2022.)


お生まれは1903年、明治36年で、ライト兄弟による飛行機が初めて空を飛んだ年です。

田中さんについて、


supercentenarian


と書かれています。

"centenarian"のさらに上を行く、というのは明らかなのですが、こんな単語が存在するのかと思って調べてみたところ、

Merriam-Websterオンラインで、


a person who is 110 years old or older


と定義されていました。

110歳以上、ということですから、101歳ではsuper〜とはならないものと思われます。

Wikipediaによりますと、101歳以上に対しては"ultracentenarian"なる呼称が存在するそうです。また年齢区分にして、105〜109歳に対しては、"semisupercentenarian"という呼称が使われるとか。

余談ですが、故人のお名前「カ子」(かね)の「カ」はカタカナなのか、それとも漢字の「力」(ちから)なのか、という疑問がありました。(フォントによってはわかりづらいのです。)

新聞の記事ではカタカナの「カ」に見えましたが、漢和辞典で「力」を引いてみると、人名の読みでは「か」もあるそうで・・・。

ネットで検索したところ、「カ子」さんの「カ」についてはカタカナが正しいということのようです。

しかも、「子」を「ね」と読ませるのも、古くはカタカナとして「ネ」と「子」の両方が存在していたと言いますから、驚きです。

ご冥福をお祈りします。


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