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2022年5月10日火曜日

impervious

ゴールデンウイーク明け、大方の予想通り、新型コロナウィルスの新規感染者数が増加に転じています。今後の行方が心配されます。

ところで、コロナウィルスに感染しない人というのもいる訳ですが、最近ではなぜ一部の人は感染を免れることができるのか、という関心が寄せられているそうです。


When her partner tested positive for the coronavirus two days before Christmas, Michelle Green worried she, too, would become ill.

(中略)

Somehow, Green never tested positive.

Scientists around the world are investigating how a dwindling number of people such as Green have managed to dodge the coronavirus for more than two years, even after the highly transmissible omicron variant drove a record-shattering surge in cases this winter.

(中略)

Scientists don’t know why some people might be impervious to the coronavirus, but Nuzzo said one hypothesis could be that some individuals have fewer receptors in their noses, throats and lungs for the virus to bind to. Other possible explanations could be prior exposure to a related virus or simply being born with an immune system better suited to fighting SARS-CoV-2.
(The lucky few to never get coronavirus could teach us more about it. The Washington Post. May 8, 2022.)


記事に出てくる米国人のように、感染者と生活を共にしながらも、感染を免れているという事例があり、世界各国の科学者はそのような事例に関心を寄せているという事です。

はっきりしたことは分からないようですが、コロナウィルスに関連する受容体が他の人に比べて少ない、また免疫系統が異なるといったことが考えられるそうです。

さて、今日の一語ですが、


why some people might be impervious to the coronavirus


というくだりにある、"impervious"です。

(液体などを)透過させない、不浸透性の、という意味の形容詞です。また、影響を受けない、無感覚の、鈍感な、という意味もあります。

記事では、コロナウィルスに影響を受けない、即ち感染しにくい、という意味合いで用いられています。

ほとんどの場合、前置詞toを取ります。

接頭辞im-は、否定の接頭辞です。-perviousの部分については、"pervious"という形容詞も英単語にあり、こちらは、透過させる、という意味です。

ラテン語perviusから来ている単語ですが、viaは道の意味であり、通過できる、というのが原義となっています。

小生も幸いなことに、家族も含めてコロナウィルスに感染していません。抗体検査等も行ったことはないので、感染しているけれども無症状、という可能性はあるかもしれませんが・・・。


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