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2023年8月11日金曜日

agamograph

X(書くのも読むのもまだ慣れませんが、旧Twitter)が本社オフィスの備品などをオークションに出しているというニュースを読みました。

会社がオフィス移転に際して家具や什器、備品を売り払うというのはよくある話ですが、Xが本社移転を計画しているというのでは無さそうです。

オークションのきっかけは同社のロゴが変わったことによるもので、あの「青い鳥」のアイコンを始め、古き良き(!?)ツイッターの時代の物品が一掃されているようです。

日本からオークション参加して買い取るのは厳しそうですが、なかなか興味深い出品が窺えます。(記事はこちら。)

その中で、"agamograph"という見慣れない単語を見かけました。


A 34-foot agamograph

An agamograph (for those unaware) is a type of image that changes depending on what angle you view it from. In this example, the piece shifts from a wide-eyed emoji, to the question “What’s Happening?” — something I’m sure the remaining legacy employees at X have been asking themselves for months.
(Jesse Weatherbed. Here are the funniest things being auctioned off at Twitter HQ. The Verge. August 10, 2023.)


説明と記事の写真を見て、なるほど、あれのことを"agamograph"というのか、と知った次第です。街中などでも看板広告が通過するうちに見え方が変わるものがありますが、「あれ」のことです。

一応補足しますと、見る角度、方向によって見え方が異なる平面のイメージのことで、レンチキュラー(lenticular)とも言うようです。"lenticular"というのは凸レンズのことで、これが見る角度によりイメージが異なって見えるからくりになっています。

"agamograph"という単語ですが、これはヤーコブ・アガム Yaakov Agam (1928〜)というイスラエルの彫刻家の名前から来ているのだそうです。

手元の英和辞書、オンライン辞書でも載せていないようです。




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