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2014年7月1日火曜日

怒ってる? ― orange-faced

人が怒っているときのカラーは間違いなく“赤”だと思うのですが、オレンジ色とも表現されるのでしょうか?辞書には載っていません。


Astros orange-faced after hacking reveals trade talks

HOUSTON -- It wasn't exactly Oakland Athletics general manager Billy Beane spilling his secrets in Moneyball, but unauthorized information hacked from the Houston Astros' computer database sure created a titillating look at how they conduct business during baseball's trade activities.

The Astros were furious Monday when details of trade discussions involving 22 teams during a six-month period ending in March were leaked to Anonbin, a data sharing website.
(Bob Nightengale. Astros orange-faced after hacking reveals trade talks. USA Today. June 30, 2014.)


Astrosは米ナショナルリーグのチームですが、トレードに関するチーム間の情報が漏洩し、主に選手に関するセンシティブな情報などがあからさまになる事態に至っているようです。

記事を読むと、"(The Astros were) furious"ということですので、"orange-faced"は“怒っている”という意味なのでしょうが、このような用例はコーパスでも見当たりません。

"orange"という名詞、形容詞そのものの意味にも、怒りなどの感情を示唆するような意味は無く、タイトルにこの表現を使った記者の意図がよく分かりませんね。

1つ可能性としてあるのが、Astrosのロゴやユニフォームのカラーにオレンジが含まれている、ということなのですが、"orange-faced"は引用符付きで用いられているわけでもなく、よlく分からないところです。


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