米大リーグのヤンキースで投手として活躍する田中将大選手が、打球を頭部に受けるという痛ましい事故が発生しました。
Just minutes after the Yankees opened spring training 2.0 in The Bronx, Masahiro Tanaka suffered a frightening injury when he took a line drive off the right side of his head off the bat of Giancarlo Stanton during a simulated game Saturday.
Tanaka immediately fell on the mound, and action stopped as trainers rushed to the mound. He stayed down for approximately five minutes before sitting up. He was helped to his feet and walked off the field with the assistance of two trainers.
Tanaka was taken to NewYork-Presbyterian Hospital for further evaluation and testing.
(Dan Martin. Yankees’ Masahiro Tanaka ‘all good’ after getting hit in head by Giancarlo Stanton line drive. New York Post. July 4, 2020.)
ツイッターに投稿されたビデオクリップが記事にありましたので見てみると、田中投手は打者が打ち返した球を頭部右側面にまともに受けてマウンドに倒れ、避ける間もなかったように見えます。
小生は野球に詳しいわけではありませんが、このような打球をピッチャー返し、とかピッチャーライナー、と表現すると記憶しています。
記事の英語表現では、
a line drive
となっています。
辞書を引いてみると"drive"には、直球の意味があり、野球用語のライナーは、"line drive"(もしくは、"liner")と表現するそうです。
もう1つ目に留まった興味深い表現としては、このような直球による打撃を身体に受けることを、
got drilled
と表現していることです。
穴あけドリルではありませんが(単語は同じですが)、動詞の"drill"にはボールを真っ直ぐ打ち返す、ライナーを放つ、という意味もあるそうです。
田中投手はしばらく起き上がることもできず、チームメイトやスタッフに囲まれていましたが、最終的には支えられながらも自力で歩いて退場しました。診断の結果、軽い脳震盪が認められたそうですが、大事はなさそうです。回復をお祈りします。
2020年7月6日月曜日
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