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2023年6月21日水曜日

jack up

昨夕帰宅すると、某電力会社から電気料金値上げを知らせる葉書が届いていました。

電力各社による値上げ申請が政府に認可されたというニュースは聞いていましたが、いよいよその負担がのしかかってくると知ると憂鬱な気分に・・・。

燃料価格の高騰を背景とする電気料金値上げには、海外でも消費者の悲鳴が上がっています。

以下は今朝読んだオーストラリアの記事から。


Aussie’s insane bill shocks as prices almost double

In ten short days, thousands will see an unavoidable expense jacked by up to 83 per cent.

Customers say they have been left in shock after being told that they'll be hit with a massive hike to their electricity rates next month - with some facing increases of up to 83 per cent.
(Emily McPherson. 'It's insane': Aussies share power price shock with some bills to surge by up to 83 per cent. 9News. June 20, 2023.)


記事のタイトルに続くリード部分、


an unavoidable expense jacked by up to 83 per cent


という箇所が印象に残りました。

言うまでもなく、電気は生活に欠かせないインフラであり、値上げされたから使うのを止めるというわけにはいきません。

なんと83%もの値上げ率とはショッキングなことに違いありません。

さて、値上げについて、


jack up


という動詞句の表現が使われていますね。値を吊り上げるという意味でよく使われます。

自動車をボディの下から持ち上げる道具をジャッキ(jack)と言いますが、その"jack"に同じです。

ところで、"jack"は人の名前でもありますが、道具としてのジャッキ、持ち上げるという意味の動詞の"jack"もやはり人の名前から来ているんですねぇ。

英語では"Jack"という名前はごく一般的な人を指す呼称のような位置づけにあって、おそらく日本語での太郎とかに近いものがあるんだと思いますが、こうした概念は"jack-of-all-trades"、"hijack"といった表現にも見て取れるものです。

どちらかと言うと低い身分の人に対する呼称として定着した"Jack"ですが、クルマをリフトアップする道具としての"jack"(ジャッキ)はそうした作業に携る人間を指す呼称から生まれたとされます。(Online Etymology Dictionary)


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