今日は成人向け(!)の内容です。良い子はこの先を読まないでくださいね。(笑)
では、成人の方のみ、記事の引用からどうぞ。
The US Food and Drug Administration on Wednesday announced its first-ever authorization of a condom specifically intended for anal sex to help reduce transmission of sexually transmitted infections.
The patootie prophylactics by Boston-based manufacturer Global Protection Corp. will be marketed as the One Male Condom, the agency said.
They also are “indicated as a contraceptive to help reduce the risk of pregnancy and the transmission of STIs during vaginal intercourse,” the FDA noted.
(Yaron Steinbuch. FDA authorizes first condom specifically marketed for anal sex. New York Post. February 24, 2022.)
米国FDA(医薬食品局)がアナルセックス用のコンドームを認可したそうです。コンドームは性交渉に伴う感染症の予防に効果があるとされますが、アナルセックス用としての認可は前例がなく、史上初だということです。
ところで、今日取り上げる単語自体は特に18禁でもないと思うのですが、"patootie"という見慣れない、ちょっと変わったスペルの単語です。
記事中、"patootie prophylactics"と出てきますが、"patootie"というのは"potato"が訛った(?)ものだそうで、アメリカ英語の俗語では尻を指し、また"sweet patootie"というと、若い魅力的な女性という意味だそうです。
アメリカ人には尻がジャガイモに見えるのでしょうか。
記事の話題に戻りますと、いかがわしく、またいささか不謹慎にも思われる新商品ではありますが、大真面目であることは、FDAの認可がちゃんとした臨床試験の結果に基づいているということからわかります。
臨床試験では、同性間性交をする男性のグループと、異性間性交をする男性のグループに分けられ、各グループ252名がコンドームを着用して耐久性を比較した結果、同性間性交グループにおけるコンドームの故障率が異性間性交の場合に比べて低いことが確認されたそうです。
このことが認可する上でどのような意味を持つのかよく分からないでいますが、既存製品は異性間性交を想定して製造されており、アナルセックスでの使用では故障率が高いという問題があったそうですが、そこをクリアした初めての製品という位置付けのようです。
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