昨日に続き、イギリスで今週末行われる新国王の即位式に関連する記事から引用です。
国を挙げての一大イベントということもあって、即位式が行われる5月6日土曜日の翌週月曜日(8日)は祝日になるそうです。
What date is King Charles's Coronation?
King Charles's Coronation is set to take place on Saturday May 6, 2023 at Westminster Abbey.
When will the bank holiday take place?
The Government announced last year that an additional bank holiday will take place to mark the Coronation.
The bank holiday will fall on Monday, May 8, following the Coronation ceremony on the Saturday.
(Amira Arasteh. When is the bank holiday to mark King Charles’s coronation? The Telegraph. April 30, 2023.)
記事では"bank holiday"とあります。直訳すれば「銀行の休日」ですが、イギリスにおいて"bank holiday"とは法律で定められた休日(公休日)という意味合いです。
研究社新英和大辞典の説明によれば、1871年に制定された公休日は当初銀行だけに実施されたことからこのような名称になっているそうです。つまり他の業種はお休みにはならなかったということなのですが、銀行がやっていないとなると他の業種も仕事にならないので(!?)休むようになったとか。
このような背景のある"bank holiday"ですが、イギリスにおいては殆ど"public holiday"と同義で用いられているきらいがあります。
ちなみに昨日5月1日はイギリスでは休日でした。これは5月の第1月曜日が公休日("bank holiday")と定められてらいることによります。
日本では「メーデー」となりますが、祝日ではないですね。
海外の同僚にはこの時期(日本のオフィスはしばらくレスポンスが悪いよ、という予告の意味でも)日本のゴールデンウィークを説明するのですが、そもそも自身に関係の無い祝日など覚えてもくれません。各国の祝日というのはややこしいという印象がありますが、この辺でやめておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿